特にピアノを始めたばかりの生徒さん向けにワンポイントアドバイスです。
「ピアノを弾くときに、一緒に歌いましょう」
~メリット~
①音程が取れ、次第に頭の中で、その音を弾かなくても音の高さがイメージできるようになります。
②絶対音感を養うためにもとても良い方法だと思います。
③読譜(楽譜を読むこと)のスピードが上がります。
④読譜のスピードが上がると、ピアノが弾きやすくなります。
⑤ピアノが弾きやすくなるとどんどん楽しくなり、ますます上手になります。
歌いながら弾くためには、まずは楽譜でその音が何の音なのか、瞬時にわからないとできないと思います。
指や耳で覚えてしまう生徒さんもいらっしゃると思いますが、楽譜はきちんと読めないと、後々まで尾をひきます。
例えば1+1がわからないと、10+10がわからない、引き算、掛け算がわからないのと同じ原理で、基礎をきちんとおさえていく必要があります。
音が歌えない場合は、楽譜で音が読めないケースが多いかと思います。
まずはピアノを弾かずに、ゆっくり一つずつ音を読む練習をすると効果的だと思います。
そしてメロディーを歌ってみる。
スラスラ歌えたら、ピアノを弾きながら歌ってみる。
その時にはピアノの音の高さに合わせて歌うようにしてみてください。
喉を裏声にするコツもつかめてくると思いますし、音の高さが正確にとれるようになってきます。
ピアノだけでなく、歌も上手になります。
余談ですが、、、
この辺りがしっかりできるようになり、音楽理論も理解できるようになると、学校の音楽のテストの対策もばっちりです。
杉並リトミックワールドの生徒さんは、みなさん音楽で高得点を取られたり、合唱の指揮者やピアニストに選ばれたりと素晴らしい活躍をされています。
音楽は五教科に比べると軽視されがちですが、受験の際の内申点など、進路に大きく関わってきます。
私立中高の中には非常に難しい定期テストを出される場合もありますので、幼い頃から音楽ができるのはかなり有利になります。
ピアノの楽譜は、新しい音が出てくると、何度も形を変えて、いろんな曲となって表れてきます。
算数の計算ワークブックのような感じです。
毎回丁寧に仕上げてくるとピアノはかなり上達します。
杉並リトミックワールドでは、ピアノレッスンで、このように幼児期にも丁寧にしっかりピアノを教えているのと同時に、ワークブックも使用しています。
ワークブックは、音を読んでいったり、実際に書いていったり、音符の長さをゲーム感覚で覚えていったりと、幼児でも楽しく取り組めるように工夫されています。
一緒に楽しく進めています。
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