本日のレッスンで思ったことです。
2歳児リトミックでは、動物のパズルを使いました。
私のお手本を見せて、興味を十分に持たせ、自分でもやってみたいという気持ちをおこさせます。
そのあとは、簡単なものからトライさせます。
出来上がった時の喜び、成功体験は、次のステップへ進む大きな原動力となります。
そしてリトミックが楽しい、音楽は楽しいという気持ちにつなげていきます。
ベビーリトミックでは初めてタンバリンを自由に触らせてあげました。
いろんなところを触り、叩いたら音が鳴ることを経験します。
びっくりしたような嬉しそうな表情で何度も叩いてみます。
大人はそんな様子を褒めたたえます。
もっともっとやりたい気持ち、楽しい気持ちが芽生えてきます。
ピアノレッスンでは、ショパンの曲に初トライする生徒さん。
今までの元気な曲とは違い、どのように弾くと美しく、せつなく、盛り上がるように弾けるのか、
ワンフレーズずつ紹介します。
お手本の先生の演奏を見様見真似でトライします。
なかなか思うようには弾けません。
しかし、「こういう風に弾きたい」と目標がきちんとあるのがわかる演奏です。
そして初めて出会うこういう音楽の作り方、魅せ方にとても集中して熱心に吸収しようとしていました。
もっとやってみたい!
もっと弾いてみたい!
うまくなりたい!
この気持ちが何事も原動力となり、また大きなパワーとなり、これが上達や進歩につながると思います。
「やりたい気持ち」を引き出すレッスンになるよう、お一人お一人の個性を見ながら、工夫しながら取り組んでいます。
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